運がよかったから助かった...
8/31 NPO法人神奈川災害ボランティアネットワーク山元町6便で山元町に行ってきました。
そこで伺ったお話。
作業に入る前に、山元町社会福祉協議会 岩佐事務局長にご案内いただき、山元町立中浜小学校(現在は閉校)に行ってきました。
前回訪問したときもうかがったのですが、今回ちと思うことがあり書いてみます。
津波の第一波は駐車場にかからないくらいの高さまできたそうです(赤いラインは伺った話から想像して私がひきました)。
そして、第三波が2階を越えてきたそうです。
学校関係者や近隣から避難してきた方たちは、この屋上に逃れ押し寄せてくる津波を見ていたのかもしれない。
屋上には倉庫として使われている部屋があり、ここに90名の方が避難されたとのこと。
校長先生がおっしゃっていたそうです。
私たちは、日頃から避難訓練をしっかりしていたから助かったわけではありません。
私たちは、日頃から避難訓練をしっかりしていたから助かったわけではありません。
運がよかったから助かっただけです。ただ、指定された避難所に向かっていたら、おそらくみんな助からなかっただろうと。
今回は、たまたま運がよくて、津波が屋上まで達することが無かったので、中浜小学校に避難された方は全員助かっています。
しかし、万一津波があと何メートルか高く屋上を越えていたら、私は避難所に向かわなかった学校関係者に対しどうおもったのだろう?....など。
考えがまとまったわけでは無いけど、現場を目の当たりにするといろいろ考えることはあるんだなぁと改めて感じた次第。
ということで、私がこんなことを考えるきっかけをいただいた山元町社会福祉協議会 岩佐事務局長の講演会が横浜で開催されます。
9月16日14時から
「被災地から学ぶこと 神奈川で生かせること」宮城県語り群山元町からの報告
講師:宮城県山元町社会福祉協議会 岩佐事務局長
参加には事前申込が必要です。 詳細と申し込みはこちらから
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